昨日は、モーションキャプチャーシステム における VMCProtocol (Virtual Motion Capture Protocol) について、概要を調べました。
本日は VMCProtocol (Virtual Motion Capture Protocol) の基盤となっている OSC (Open Sound Control) について触れてみます。
- OSC (Open Sound Control) とは?
- VMCProtocol (Virtual Motion Capture Protocol) と OSC (Open Sound Control) の関係
- まとめ
OSC (Open Sound Control) とは?
OSC (Open Sound Control ) は、ネットワークを通じてリアルタイムでデータを送受信するための通信プロトコルです。主に音楽やマルチメディアアプリケーションで使用されますが、現在ではモーションキャプチャやアートインスタレーションなどの幅広い分野で活用されています。
OSC の特徴
リアルタイム性
- OSC は、リアルタイムでデータをやり取りできる設計になっています。そのため、音楽やパフォーマンスなど、時間的に敏感な用途に適しています。
柔軟なデータ形式
- OSC は、文字列、数値、バイナリデータなど、さまざまな形式のデータを扱えます。これにより、異なるアプリケーション間での柔軟なデータ交換が可能です。
プラットフォーム非依存
- TCP/IPやUDPなどの標準的なネットワークプロトコル上で動作するため、デバイスやオペレーティングシステムを問わず利用できます。
アドレス志向
- OSC メッセージはURLに似たアドレス(例: /mixer/volume/1)を持ち、特定のパラメータや機能を指定して操作できます。
OSC の主な用途
VMCProtocol (Virtual Motion Capture Protocol) と OSC (Open Sound Control) の関係
VMCProtocol は OSC に依存
VMCProtocol は、上記の記事で調べたやつですね
- VMCProtocol は OSC を基盤とした通信プロトコルとのことです。
- VMCProtocol のメッセージ形式やデータの送受信は OSC 仕様に準拠しているとのことです。
OSC の応用例の1つが VMCProtocol
VMCProtocol はモーションキャプチャのニーズに特化した OSC の拡張版と言えるそうです。
まとめ
OSC はリアルタイム通信のプロトコルで、VMCProtocol はその応用例としてモーションキャプチャデータを効率的に扱えるようにした。ということですね?