昨日の記事で ThreeDPoseTracker から Send VMC Protocol を有効にして、Unity 側の Receiver で受信しました。
そもそも VMCProtocol って何ですかね?
- VMCProtocol (Virtual Motion Capture Protocol) とは?
- VMCProtocol の基本概要
- 利点と注意点
- VMC Protocol 公式ページ
- 組み合わせの紹介ページが良き!
- Sender と Receiver
- まとめ
VMCProtocol (Virtual Motion Capture Protocol) とは?
モーションキャプチャデータをリアルタイムで他のアプリケーションに送信するための通信プロトコル です。特に、VTuber向けやモーションキャプチャアプリケーションの開発者に人気があります。このプロトコルを使うと、キャプチャデータを効率的にやり取りし、さまざまな3Dモデルやアプリケーションで利用 できます。
となっているようです。
VMCProtocol の基本概要
送信方法
VMCProtocol は UDP 通信を使用します。 これにより、高速でリアルタイムのデータ送受信が可能 です。
データの種類
主にモーションキャプチャデータ(骨格データやモデルの位置データ)を送信します。
主な用途
- VTuber配信や制作アプリで、モーションキャプチャデバイスの動きをリアルタイムで3Dモデルに反映
- UnityやBlenderなど、モーションキャプチャデータを利用するアプリケーションとの連携
利点と注意点
利点
- 低遅延通信: UDP を利用しているため、ほぼリアルタイムでデータの送受信が可能
注意点
- パケットロスの可能性: UDP の性質上、データが損失する可能性がある。ただし、モーションキャプチャではフレーム間の補間が行えるため、大きな問題にならない場合が多い
VMC Protocol 公式ページ
組み合わせの紹介ページが良き!
VR機器
- VR機器(VMC) -> Uinty
- バーチャルモーションキャプチャー -> EVMC4U
- VR機器(VMC) -> Unreal Engine
- バーチャルモーションキャプチャー -> VMC4UE
- VR機器(VMC) -> Blender
- バーチャルモーションキャプチャー -> VMC4B
- VR機器(VMC) -> VSeeFace
- バーチャルモーションキャプチャー -> VSeeFace
- VR機器(VMC) -> VSeeFace -> Unity
- バーチャルモーションキャプチャー -> VSeeFace -> EVMC4U
表情
- 表情(iPhone) -> Uinty
- waidayo -> EVMC4U
- 表情(Webcam)/手(LeapMotion) -> Unity
- VSeeFace -> EVMC4U
- 表情(iPhone) -> VMC
- waidayo -> バーチャルモーションキャプチャー
- 表情(iPhone) -> VSeeFace
- waidayo -> VSeeFace
- 表情(iPhone) -> VSeeFace -> Unity
- waidayo -> VSeeFace -> EVMC4U
- 表情(iPhone) -> VR機器(VMC) -> Uinty
- waidayo -> バーチャルモーションキャプチャー -> EVMC4U
- 表情(iPhone) -> VR機器(VMC) -> VSeeFace -> Unity
- waidayo -> バーチャルモーションキャプチャー -> VSeeFace -> EVMC4U
全身の動き
- 全身の動き(iPhone) -> Uinty
- TDPT -> EVMC4U
- 全身の動き(Webcam) -> Uinty
- ThreeDPoseTracker -> EVMC4U
- 全身の動き(iPhone) -> VMC
- TDPT -> バーチャルモーションキャプチャー
- 全身の動き(Webcam) -> VMC
- ThreeDPoseTracker -> バーチャルモーションキャプチャー
- 全身の動き(iPhone) -> Blender
- TDPT -> VMC4B
- 全身の動き(Webcam) -> Blender
- ThreeDPoseTracker -> VMC4B
- 全身の動き(iPhone) -> VSeeFace
- TDPT -> VSeeFace
- 全身の動き(Webcam) -> VSeeFace
- ThreeDPoseTracker -> VSeeFace
Sender と Receiver
ざっと組み合わせの紹介ページを単純化してて気付いたけど以下の組み合わせっぽいですね
Sender
Tracker | アプリ |
---|---|
VR機器 | バーチャルモーションキャプチャー |
表情(iPhone) | waidayo |
表情(Webcam) | VSeeFace |
全身(iPhone) | TDPT |
全身(Webcam) | ThreeDPoseTracker |
それぞれ VMCProtocol を送信できるアプリたちですね。Receiver も兼ねているアプリもあるみたいです。
Receiver
ツール | モジュール |
---|---|
Unity | EVMC4U |
Unreal Engine | VMC4UE |
Blender | VMC4B |
最終的に到達するところですね。
まとめ
若干理解が深まったな?