ジャコ Lab

プログラミング関連のメモ帳的ブログです

2重ルーターをちゃんと理解する

インターネットが安定している様子

さて、2重ルーター問題を解決してから2日目です。すこぶる調子が良いです。

今日は、2重ルーターについて掘り下げて調べてみました。

2重ルーターとは

2重ルーター とは、インターネット接続環境において、ルーターが2台存在し、それぞれが NAT(ネットワークアドレス変換) を行っている状態を指します。

2重ルーターの仕組み

  1. 外部ルーター
    • プロバイダーから提供されるルーター(モデム一体型ルーターの場合もあり) で、インターネット回線と接続します。外部から見ると、このルーターがインターネット上の入口になります。
  2. 内部ルーター

この状態では、インターネット -> 外部ルーター -> 内部ルーター -> デバイス というように、2段階でルーターを通る構成になります。
それぞれのルーターがNATを行うことで、内部ネットワークが二重に管理される形になります。

2重ルーターの問題点

  1. ポート解放の困難さ
    • NATが2重になっているため、外部から特定のデバイスにアクセスする際のポート開放が複雑になります。たとえば、オンラインゲームやリモートアクセスで問題が発生することがあります。
  2. 通信速度の低下
    • ルーターが2回NAT処理を行うことで、通信の遅延や速度低下が起こる場合があります。
  3. トラブルシューティングが難しくなる
    • 問題がどちらのルーターに起因しているのかを判断するのが難しくなります。

2重ルーターの解消方法

  1. 1台のルーターに統一する
  2. 通信速度の低下
    • 一方のルーターをNATを行わない ブリッジモード(APモード) に変更することで、二重NATの問題を回避します。通常は内部ルーターをブリッジモードにすることが多いです。
  3. DMZ設定を活用する

2重ルーターになりやすい例

  • プロバイダーから提供されるルーターに気づかず、自分で追加でWi-Fiルーターを設置した。
  • 引っ越しや機器の交換後、ルーター設定を見直していない。

まとめ

今回の私の場合は、外部ルーターWi-Fi 機能があるのは理解していたが、「2.4G 帯だけを内部ルーターWi-Fi 機能を利用したかった」&「内部ルーターの初期化により設定項目に変化があった」が問題となりました